コラージュで造る日常の中の小さな楽しみ

 | 

4年目

東日本大震災から4年が経ちました。

昨日のことのように覚えているあの日は2011年5月に一関市で行う予定の作品展の構想を練っている最中でした。

仙台市内のカフェにいて資料を見ていたらあの地震。

「もうこんな絵を描くことはなんの意味もない、やめよう」と思い不安な日を送っていたら一緒に作品展をやる予定の気仙沼市の陶芸家、斉藤乾一先生から無事だったという連絡が!

「つらいかもしれないけど今こそ頑張る時だよ」と励まされ無事に予定通り5月に一関市で二人展を開催できました。

 気仙沼の避難所から作品展を見に来てくれた方が私の小さな作品に希望を見つけて購入してくださったこと、この作品展をきっかけに「私にできることは?」と色々と模索していき、現在私がスタッフとして勤務する書ギャラリー親かめ子かめに辿り着きました。

「縁ちゅうもんは、本人が辿れるとこまで辿っているうちにいずれ答えがでてくる」~NHK連続テレビ小説「カーネーション」より

私は年明け書ギャラリーで書家の亀井勤さんの「初春墨象展」~言祝ぐ~で言の葉アーティストの渡辺祥子さんの朗読会の中でこの言葉を見つけました。

まだまだ私は辿っている最中です。

現在ちょっと私は活力が切れてしまいこのブログを休んでいます。

どのくらいの方がこのHPを見ているのかはわかりませんが、この優しい言葉のように私の作品がどなたかの心に響き小さくても力になれれば幸いです。

2015.3.11_2

「辿る」

アクリル パステル コラージュ

 

 

2015.3.11

moonimege

「トワイライトタイム~優しい時間~ 」

アクリル パステル コラージュ

 

 

 

 

 

 |